11月13日(日)、少し寒かったが、久し振りに天候に恵まれ、サイクリング日和だったので、長男と2人で岡山の片鉄ロマン街道サイクリングに出かけた。8時30分米子発、高速道(中国道ー名神自動車道)を走って津山まで。そこから、田舎道を走って、懐かしの鉄道風景をゆくサイクリングロードの出発点である吉が原駅に到着する。
このコースは、昭和6年に、同和鉱業棚原鉱業所による硫化鉄を輸送するために、片上鉄道が棚原―片上間を開設した。しかし、平成3年に事業が廃止されてさびれたが、平成15年11月に再び片鉄ロマン街道と名づけられ、サイクリングコースとして紹介されてサイクリストに親しまれるようになった。
コースは、ゆったりと流れる吉井川にそってつくられ、丁度季節は晩秋、紅葉が黄色、真紅と様々で、
サイクリング途中にあるお寺の梵鐘と紅葉、たわわに実った柿の実とのコントラストが何とも言えぬ風情があり、思わず自転車をとめて見いってしまった。
途中、昼食は、から揚げ定食とノンアルコールビールである。とても美味しかった。以前、食事抜きで走り、終点の備前市サイクリングターミナルに到着後、
ハンガーノックをおこし、ぐったりしてしまった。幸い、息子が軽食(パンなど)を調達してくれ、エネルギーを補給、元気復活した思い出がある。今回は、おかげで快適に走ることができた。また、コース途中には、昔あった駅(矢田、天瀬、和気など)の跡がそのまま残されて片山鉄道の面影を残している。
片道35km、サイクリングターミナルに近づくところで、ちょっと斜度がきつい登りとトンネルがあるが、比較的平坦な道のりなので、往復70kmのコースとしては、1日かけてゆっくりと景色を楽しみながらサイクリングするにはおすすめのコースである。(28.11月)

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2016-11-24 19:41:49